第108回企画展「清河八郎の尊皇攘夷 ―赤心報国回天倡始―」

庄内町亀ノ尾の里資料館第108回企画展「清河八郎の尊皇攘夷 ―赤心報国回天倡始―」

清河八郎は、『赤心報国回天倡始(せきしんほうこくかいてんしょうし)』と揮毫した軍旗を常に懐に納めていました。この意味は、『世の中を変えるため自分が先頭に立ち、まごころを持って国のために尽くす』という八郎の変わらない精神です。

これまで「回天」とは、幕府を倒す、討幕という意味で捉えられてきましたが、近年、資料の調査研究が進み見直されてきています。

八郎が目指した尊皇攘夷は決して倒幕ではなく、幕府の政治体制を変え、朝廷のもとで幕府、薩摩藩をはじめ草莽の志士を一つにまとめ、外国と対等な立場で貿易、政治活動を行うというものです。そして、その回天の大事業を一番最初に行うのは自分である(回天倡始)と唱えています。

今回の企画展は、清河八郎の尊皇攘夷活動を新しい視点で捉え紹介しています。

◆期 間/令和7年2月16日(日)まで
◆時 間/午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
◆休館日/12月28日(土)~令和7年1月4日(土)、1月16日(木)
◆入館料/無料